今回は照明計画についてですが、
照明って内装、設備のどっちなんですかね。
ICさんと話し合って決めたことなので
一応内装カテゴリにしてみましたが、
設備のような気がしなくもない・・・。

そもそもICさんと決めること、営業さんと決めることの
線引きがいまだによく分からないやっこであります。
これはICさんとの話と思って伝えても、
「じゃあ営業に伝えておきますね」と言われたり・・・。
時々モヤモヤします。


(2014/1/25追記)
どうでもいいことですがカテゴリ分類を見直したので、
結局「照明・インテリア・設備」というカテゴリになりました・・・。


と、いきなり脱線しましたが・・・。

照明は、手持ちのシーリングライトやダクトレールを
一部の部屋に使う以外は、
基本的にダウンライトを中心に計画しています。
その方向性自体は決まっていたので、
最初のプランはICさんが作ってきてくれましたが、
その後ダウンライトの配置詳細を詰めていくにあたって、
この本がめちゃくちゃ参考になりました!!

 
高木英敏の美しい住まいのあかり

照明デザイナーの高木英敏さんが
インテリアコーディネーターや設計士向けに書いた
一般住宅の照明計画の本です。
と言っても専門書のような小難しい内容では全くなく、
写真を多様しながらダメな例を関西弁でバッサリ切り捨てていく、
素人でも分かりやすい内容。

数年前に夫が本屋でパラパラっと読んだことがあるらしく、
照明計画を考えるためにどうしてもこの本が読みたい!
ということでしたが、もう絶版なのか、
どのサイトを見ても注文不可で・・・。

やむなく定価より1000円以上高い金額で中古品を購入しました。

が、それだけの価値があったかなと思っています。

照明計画を考えるときって、
ここにも明かりが必要、あそこも明かりが必要、と、
どんどん明かりを足していってしまいがちですが、そうすると、
天井面が穴だらけのボコボコになって美しくない!!
(ダウンライトの場合です)

どこを照らしたいのかはっきりさせて、
ダウンライトの配置は集中、メリハリが大事!


ということをこの本では実例写真で説明してくれています。

たとえばね、ダウンライトを設置する場合、
こんな感じで部屋全体に均等に配置するのは間が抜けてしまう。

 ダウンライト配置1

そうではなくて、こんな感じとか。

 ダウンライト配置2

こんな感じで。

 ダウンライト配置3

集中させて天井面を美しく!

といった内容です。
ほかにもいろいろ書いてありましたが、
私が最も参考にしたのはこの考え方です。


この考え方って好き嫌い、賛否両論あると思います。
部屋全体を均等に明るくするのが良し、
とする考え方だってあるし、
何が正しいという答えはないんだと思います。

照明メーカーのカタログをいくつか取り寄せて比較しましたが、
メーカーによってこのあたりの考え方も違うように感じました。

たとえばオーデリックのカタログを見ると、
何となくこんな感じで、部屋全体を均等に照らすような
施工写真が多いような気がしました。
必ずしも全部が全部そうではないですが。

オーデリック例

一方、高木英敏さんは大光電機の方なので、
大光電機のカタログを見ると、
ダウンライトを集中させて配置した写真が多いです。

大光電機例

両方ともカタログの写真をお借りしました。

どっちも悪くないと思いますが、私の好みで言えば、
断然、大光電機のダウンライトの配置です!
これは高木さんの本を読んだ影響が大きいかもですが・・・

ダウンライトを集中させて配置することで、
スッキリ、シャープでモダンな感じがするし、
天井もダウンライトもインテリアの一部という雰囲気
カタログを眺めているとホレボレしてしまいます

そういうわけで、我が家のダウンライト計画も、
できるだけ大光電機のカタログ風の雰囲気にしたい!
とICさんに伝えて、間隔や配置を一緒に考えました。

ちなみに担当してくれているICさんは、
高木英敏さんが主宰されている「高木塾」(だったかな?)
という照明計画の講義(?)を受講しているらしく、
私たちの伝えたいことをすぐにくみ取ってくれました。
何となくそれまで頼りなさを感じていましたが、
ガゼン頼れる存在に思えてきたICさんなのでした


ちゃんと図面に起こしたものが手元にないのですが、
子世帯の2階のダウンライトに関しては概ねこんな計画です。
現在の計画はキッチンのシンクとコンロ位置が逆になってます。
子供部屋の間取りも少々異なります。


 2階照明計画

結論だけ見るとなんてことない照明計画ですが・・・。
私たちなりにこだわったのはLDKで、
キッチンに4灯、ダイニングに4灯を40センチ間隔で集中配置。
リビングは40センチ間隔の2灯ずつを3箇所配置。
となっています。

ちなみに親世帯の1階については、
高齢の義両親は部屋全体明るい方が暮らしやすいだろうということで、
シーリングライトに加え、部屋全体にダウンライトを均等配置の計画です。
↑高木さん的にはおそらく超NGパターン・・・。


ただね、気になっているのは、
キッチンのダクトと起風天窓の関係で、
キッチンとダイニングのダウンライト4灯を
揃えて配置できない点です。
このため理想通りの配置という感じではなく、
実際のところ、今の計画でほんとに大丈夫なのかなー。
天窓とのバランスがおかしかったりしないかなー。
こんなうんちくめいたことを長々書いておいて、
実際は全然ステキにならなかったりして・・・。

という不安はぬぐえません。
今さらだけど天窓の場所変えられないのかな・・・。

たくさんたくさん考えたつもりですが、
これできっと大丈夫!という自信は全くありません。

照明だけではなくて、内装・間取り全般そうですが、
建ってみないと良し悪しが分からないので、
いったん決めてもまた迷ってプランを変えてみたり、
と迷走してしまったりします。
家づくりは、エイヤっと決める決断力が必要ですねー。

長々書いたわりには情報量に乏しい記事で失礼しました
最後までお読みいただいた方、ありがとうございます☆

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