※お家のこととは全然関係ない内容です。

もうすぐ小3の長男、年長の頃から3年間、
ベネッセの進研ゼミをやってきました。
年長の頃は「こどもちゃれんじ」、小学校からは「進研ゼミ」ですね。

 ベネッセコーポレーション 進研ゼミ・こどもちゃれんじ

 ベネッセコーポレーション 進研ゼミ・こどもちゃれんじ

通信教材も各社いろいろ特徴があって
子供に合う合わないがあると思うんですが、
我が家の長男の場合、進研ゼミの
「毎日ちょっとずつ取り組むこと」
を促すようなしかけがわりとうまくハマって、
ずーっと毎日継続的に教材をやり続け、
添削テストも欠かすことなく提出してきました。
我が子ながらよくそんなにちゃんとできるよなと思ってました。
私、全然通信教材やらずに親に怒られてたタイプなので・・・。

で、それで学校の成績の方がどうか?と言うと、
大体のテストは100点で持って帰ってきます。
これは別に長男が優秀とかではなくて、
低学年だからテストの点数はこんなものかな~。
と思ってるのですが、
じゃあこれで問題ナシだね!!
ってことかと言うとそうでもなくて・・・。

少し前にも書いたのですが、
進研ゼミが若干物足りなくなってきて
家庭学習でこちらのドリルをやらせるようにしたところ。

  

こやつ、意外と言葉を知らんな・・・。

ということに気付いたのです。

「売る」も「買う」も読めるし書けるけど、
「売買」(ばいばい)は分からない。
「お父さん」も「お母さん」も読めるし書けるけど、
「父母」(ふぼ)は分からない。

「ゆたかな」も「まずしい」も言葉の意味を知らないから、
反対の言葉を選ぶ問題でもポカーン状態。

うーん・・・。

余談ですが国語の教科書に『スーホの白い馬』が載っていて、
その中に「身なりのまずしい少年」という言葉が出てくるのですが、
「そこどういう意味だと思って読んでたわけ!?」と問い詰めたら、
『まずしい』って『まぶしい』と似てるから、
『キラキラしてる』みたいな意味かと思ったんだよね。

って平然と返ってきた・・・!
それ、話の意味全然変わってきますから!!
むしろよくそれで100点取れてるねと褒めてあげたいわ。


2年生の語彙力なんてそんなもの、
と言えばそうなのかもしれないですが、
いや、うちの長男だけか?
学校の勉強だけじゃダメなんじゃないか?
とぼんやり感じ始めた今日この頃でして。

で、そういう観点で改めて進研ゼミの教材を見てみると。

良くも悪くも教科書レベル。

なんですよね。

毎日の学習習慣を身に付けることと
学校の授業を確実にマスターしていくことが
(おそらく)進研ゼミの目指す到達ポイントで、
授業だけで大体理解できる子の場合は、
プラスアルファの勉強としてはあまり意味がないと言うか・・・。
逆に言うと、進研ゼミはこの2つの点においてには
やっぱりすごく研究されている教材だとは思います。


実際、長男も上のドリルをやり始めてから、
進研ゼミの教材へのモチベーションが
明らかにダダ下がりになってきまして。
本人的にもやる意味が分からなくなったんだと思います。

あれだけずっと欠かさずやってきた教材が、
ここ2ヶ月くらいは手を付けずに
ほっぽっとかれるようになりました。
やりなさい!とハッパをかけても、
アレコレ言い訳してなかなかやろうとしない・・・。
でも、ドリルの方は何も言わなくても
1日のノルマ分を黙々とこなしているので、
家庭学習自体が嫌になってるわけではなさそうで。

そんな姿を見て、
これは通信教材を切り替えた方が良さそうだな。
とやっとこさ重い腰を上げて調べ始めました。

いろんな方の体験談なんかを見てると、
やっぱり進研ゼミはレベル的に物足りなくて
他の教材に切り替えてるって方が結構いて。
そんな体験談も参考にしたりして候補になったのが。

Z会ドラゼミです。

Z会は、言わずと知れた大学受験教材界の雄。
※勝手なイメージです。



私もめっちゃお世話になりましたが。
これをボロボロになるまで読んだな~。トイレで。

 

小学生のみならず幼児からもコースがあるんですね。
自分も使ってただけに信頼感があり、
リサーチ段階では第一候補でした。

一方ドラゼミは、かの小学館が運営する通信教育。

※現在は、まなびwithという後継の教材に変わっています。

 

ドラえもんというキャラクター全面推しなので、
親しみやすさやハードルの低さが売りで
レベル的には進研ゼミくらいかな?
というイメージだったのですが、
意外にも考えさせる良問が多いという口コミが多くて。

あと、教育に力を入れているママさんブログを
いくつか定期的にチェックしてるのですが、
その中ではドラゼミを採用してる方が
結構多かったのもちょっと後押ししました。
↑人の意見に流されやすい私・・・。

で、両方資料を取り寄せてみて検討しましたので。

 201703_通信教材

思ったことをツラツラと書いてみます。

■難易度と内容
どちらも問題の難易度は進研ゼミより若干高め。
機械的にやって終えられるレベルではなく
きちんと考えないとできないけど、
かと言って全く歯が立たない難易度でもないので、
プラスアルファの勉強としてはちょうどよさそう。
Z会、ドラゼミで難易度はそんなに変わらないかな?
という印象でしたが、
サンプル教材だけじゃ見極めきれないですかね。
難易度は、Z会>ドラゼミと書いている方も多いです。

進研ゼミは教科書準拠というのが売りでしたが、
Z会もドラゼミも教科書準拠ではないです。
これ、最初は「イマイチかな」と思いましたが、
サンプル教材を見て、プラスアルファの勉強なら、
教科書と別の流れの方が頭を使いそうだな。
と逆にプラスポイントとなりました。

ということで、難易度や内容に関しては両者拮抗。

■教材の構成
Z会は一応イラストもあったりはしますが、
かなりシンプルで淡泊な感じ。
余計な情報がないのがいいと言えばいいですが、
小学生的にこれで取り組む気になるかな?
というのは不安なところ。
一方ドラゼミはさすがにドラえもんパワーは強力で
楽しみながらできる構成になっているように思いました。

好みの問題もありますが、
ここはドラゼミに軍配が上がりますかね。

■対応科目
Z会は4教科(国語・算数・理科・社会)があり、
科目ごとの受講が可能なので、
国語だけ、算数だけといった受講もできます。
ドラゼミの方は国語と算数のみ。
科目ごとの受講には対応していなくて、
国語算数は必ずセットで受講となります。
一応理科と社会のテキストも(年に一冊?)届くようですが、
添削とかはやってないみたいです。


受講科目の柔軟性はZ会の方が上ですね。

ちなみに進研ゼミは国算理社の4科目対応で、
ドラゼミ同様、特定科目だけ受講ってのはできません。


■料金
各社の小学校3年生の教材受講費は
12ヶ月分一括払いとすると、
・進研ゼミ:41,100円
・Z会:43,992円 (国語算数の2教科受講の場合)
・ドラゼミ:40,116円
って感じ。
※2017年3月現在の価格です。

各社科目数が違ったりするので
一概には比較できないものの、
Z会はちと高いな~という印象。
しかもZ会で4教科受講しようとすると、
なんと驚きの年間63,984円!!
ちょっとギョギョギョっとするほどの金額ですね。

コスト面を考えるとドラゼミかな~。

ちなみに進研ゼミは4教科でこの価格なので、
実質一番安いんじゃないかなと思います。


というような感じで、どちらも一長一短あり、
しばらくもんもんと悩んだのですが。

結局は、サンプル教材を本人にやらせたら、
ドラゼミの方が圧倒的に食いつきが良かった。
というのが一番の理由で、
来年度はドラゼミを受講してみることになりました。

 

これが吉と出るか、凶と出るか、
経過を観察していきたいと思います!

とりあえず初回分は届きましたが、
マンガの小冊子がついてきたりして、
結構楽しみつつやっている様子で一安心。

余談なのですが。

学力って大事!という気持ちはもちろんあるので、
親としてアレコレ子供の教育に気を揉みますが、
一方で、子供のうちは勉強なんて二の次で
とにかくいっぱい遊んだ方がいい!
といった考えも世の流れに抗えずありまして。

こうやって教材やドリルを与えてやらせることに
若干後ろめたい思いがあるというか、
「こんな低学年のうちから勉強やらせない方がいいんかな?」
「他にもっと大事なことがあるのかな?」
なんて思うときもあったりします。

それもあって教材の見直しとかに対しても
少し後ろ向きでほったらかしていたのですが、
最近この本を読んで。

 
勉強できる子卑屈化社会 [ 前川ヤスタカ ]

確かに勉強以外にも大事なことはたくさんあるけど、
勉強も大事。それでOK!
という心境に至りました。
この本の感想はまたいつか書きたいなと思います。

ってことで教育ママではないですが、
小学校3年生ともなるとぼちぼち勉強も難しくなってきますし、
親子ともども頑張って行きたいと思う今日この頃です。

以上!
お家のこととは関係ないことを長々と失礼しました~。

今日から長男は春休みで、
しばらく学童のためのお弁当生活に入ります・・・。
朝時間が取れなくなるのでブログ更新はゆっくりになるかと思います。


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