ここ数年やりたいと思いつつ
長続きしなかったことのひとつに
「読んだ本を記録しておくこと」
というものがあります。
最初の頃は記録していても、
だんだんめんどくさくなっちゃって・・・。
その理由が、読んだ本だけでなく、
その本の内容や感想なんかも
一言書き添えようとしていたこと。
これが続けるハードルを高くしてました。
ということで今年はシンプルに
・タイトル
・著者
・満足度(◎、○、△、×の4段階)
だけを記録することにしたら、
1年間ちゃんと続いた!!
Evernoteにテキストメモで。
このリストを見返しつつ、
今年読んで面白かった~!!と思った本の
BEST5を勝手にランキングしてみます。
☆1位
光秀の定理 (角川文庫) [ 垣根 涼介 ]
トップはもう断トツでコレですね。
明智光秀を主役に据えた歴史小説です。
興奮冷めやらぬ思いで記事にも書きました↓
裏切り者のイメージが強い明智光秀ですが、
その生涯にスポットを当てると
こんなにも切ない話になるなんて!と驚きました。
私の中で殿堂入りしている一冊です。
感じ方は人それぞれでしょうけどね。
夫はフーンって感じでしたし・・・。
読んだ人誰もが面白いと思うわけではないようです。
☆2位
池上彰の教養のススメ 東京工業大学リベラルアーツセンター篇/池上彰
池上彰さんが「教養の大切さ」について
3人の教授と対談している本です。
読んだだけで自分が教養深くなったように
若干錯覚してしまうお得な内容です。笑。
池上さん、私の出身大学で教授をされていて、
(最近のことなので私の在学中はいませんでしたけど)
対談している教授のうち2人には
私も学生時代に講義を受けました。
この本を読んで、
「この先生はこんなことを考えてたのか」
と何だか不思議な気持ちになったと言うか、
そのベースにあった考え方を知っていたら
講義への取り組み方も違ったかな〜なんて思いました。
でも惜しむらくは、対談相手の教授3人ともが
私の出身大学(理工系学部だけの大学です)ではなく
(確か)東大卒なんですよね。
結局のところこういう教養のある人物は
総合大学の方が育つんだろうな・・・。
と苦笑いしたくなりました。
理工系大学って実学重視になりがちなので。
☆3位
愚行録 (創元推理文庫) [ 貫井徳郎 ]
幸せを絵に描いたような理想的な一家が
惨殺されたところから始まるミステリーです。
ルポライターがその被害者夫婦の人となりを
周辺にいた人々にインタビューしていくうちに
夫婦のいろんな面が明らかになっていって・・・。
というストーリー。
映画化もされてます。
正直最後の結末は「フーン」という感じで
そんなに意外性はないのですが、
被害者もインタビューを受ける人たちも
みーんな醜い部分を持っていて、
それがなんかジワジワ来ると言うか、
自分の醜い部分も見透かされている気分になると言うか・・・。
貫井徳郎、上手いな~!!と言いたくなります。
これをどう映像化したかが気になるので、
DVDも見たいな~と思ってます。
☆4位
女の子が生きていくときに、覚えていてほしいこと [ 西原 理恵子 ]
西原理恵子さんが自分の娘に向けて書いた、
女の子が世の中に出て行くときの指南書。
という感じの内容です。
いろいろ思うところがあって記事にもしました↓
感想は↑の記事にも書いていますが、
この本を読むと、
「自分で稼ぐことを放棄してはいけない!」
と強く感じます。
仕事を投げ出しそうになったときに
また読みたいと思っている一冊です。
☆5位
沈みゆく大国アメリカ (集英社新書) [ 堤未果 ]
沈みゆく大国アメリカ(逃げ切れ!日本の医療) (集英社新書) [ 堤未果 ]
5位と言いつつ2冊。
保険、製薬業界の市場主義に支配される
アメリカの医療の実態についてのルポです。
高額な保険料や医療費、
保険会社との手続きに忙殺される医療現場など・・・。
堤未果さんと言えば、
「貧困大国アメリカ」シリーズが有名ですよね。
↑の中でも医療分野について触れていて、
それだけでも震え上がる内容でしたが、
「沈みゆく大国アメリカ」シリーズでは
オバマケア施行後のさらに悪化した状況が
これでもか~!と書かれていて、
これを読むと日本の国民皆保険制度の
素晴らしさが良く分かります。
いろんな意見があるとは思いますが。
「官から民へ」という流れは
ある程度仕方ないのだと思いますが、
でも「命」に関わる部分だけは
利益を追わざるを得ない民間企業に
まかせてはいけないのではないかな?
と思わされる内容です。
政治に無関心でいてはいけませんね。
以上!
今年読んで良かった本5冊(6冊)でした。
こうして並べてみるとジャンルバラバラですね。
今年は「読書は娯楽!」と割り切り、
ビジネス書や自己啓発書の類は
ほとんど(全く?)読まなかったので、
仕事に関係しそうな本は一冊もランクインせず。
でも純粋に「本を読むこと」そのものを
楽しめた一年だったような気がしています。
ただ、産休に入ってからは
パタッと読まなくなってしまって・・・。
家にいるとゆっくり読書という気分になれなくて。
来年は意識的に本を読む時間を
作っていきたいなと思います。
では、これが今年最後の更新になるかな?と思います。
このつたないブログに訪れて読んで下さった方々、
どうもありがとうございました!
来年もよろしくお願いします☆
よいお年を~!!
最後がお家ブログとは言えないような記事で失礼しました。
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長続きしなかったことのひとつに
「読んだ本を記録しておくこと」
というものがあります。
最初の頃は記録していても、
だんだんめんどくさくなっちゃって・・・。
その理由が、読んだ本だけでなく、
その本の内容や感想なんかも
一言書き添えようとしていたこと。
これが続けるハードルを高くしてました。
ということで今年はシンプルに
・タイトル
・著者
・満足度(◎、○、△、×の4段階)
だけを記録することにしたら、
1年間ちゃんと続いた!!
Evernoteにテキストメモで。
このリストを見返しつつ、
今年読んで面白かった~!!と思った本の
BEST5を勝手にランキングしてみます。
☆1位
光秀の定理 (角川文庫) [ 垣根 涼介 ]
トップはもう断トツでコレですね。
明智光秀を主役に据えた歴史小説です。
興奮冷めやらぬ思いで記事にも書きました↓
裏切り者のイメージが強い明智光秀ですが、
その生涯にスポットを当てると
こんなにも切ない話になるなんて!と驚きました。
私の中で殿堂入りしている一冊です。
感じ方は人それぞれでしょうけどね。
夫はフーンって感じでしたし・・・。
読んだ人誰もが面白いと思うわけではないようです。
☆2位
池上彰の教養のススメ 東京工業大学リベラルアーツセンター篇/池上彰
池上彰さんが「教養の大切さ」について
3人の教授と対談している本です。
読んだだけで自分が教養深くなったように
若干錯覚してしまうお得な内容です。笑。
池上さん、私の出身大学で教授をされていて、
(最近のことなので私の在学中はいませんでしたけど)
対談している教授のうち2人には
私も学生時代に講義を受けました。
この本を読んで、
「この先生はこんなことを考えてたのか」
と何だか不思議な気持ちになったと言うか、
そのベースにあった考え方を知っていたら
講義への取り組み方も違ったかな〜なんて思いました。
でも惜しむらくは、対談相手の教授3人ともが
私の出身大学(理工系学部だけの大学です)ではなく
(確か)東大卒なんですよね。
結局のところこういう教養のある人物は
総合大学の方が育つんだろうな・・・。
と苦笑いしたくなりました。
理工系大学って実学重視になりがちなので。
☆3位
愚行録 (創元推理文庫) [ 貫井徳郎 ]
幸せを絵に描いたような理想的な一家が
惨殺されたところから始まるミステリーです。
ルポライターがその被害者夫婦の人となりを
周辺にいた人々にインタビューしていくうちに
夫婦のいろんな面が明らかになっていって・・・。
というストーリー。
映画化もされてます。
正直最後の結末は「フーン」という感じで
そんなに意外性はないのですが、
被害者もインタビューを受ける人たちも
みーんな醜い部分を持っていて、
それがなんかジワジワ来ると言うか、
自分の醜い部分も見透かされている気分になると言うか・・・。
貫井徳郎、上手いな~!!と言いたくなります。
これをどう映像化したかが気になるので、
DVDも見たいな~と思ってます。
☆4位
女の子が生きていくときに、覚えていてほしいこと [ 西原 理恵子 ]
西原理恵子さんが自分の娘に向けて書いた、
女の子が世の中に出て行くときの指南書。
という感じの内容です。
いろいろ思うところがあって記事にもしました↓
感想は↑の記事にも書いていますが、
この本を読むと、
「自分で稼ぐことを放棄してはいけない!」
と強く感じます。
仕事を投げ出しそうになったときに
また読みたいと思っている一冊です。
☆5位
沈みゆく大国アメリカ (集英社新書) [ 堤未果 ]
沈みゆく大国アメリカ(逃げ切れ!日本の医療) (集英社新書) [ 堤未果 ]
5位と言いつつ2冊。
保険、製薬業界の市場主義に支配される
アメリカの医療の実態についてのルポです。
高額な保険料や医療費、
保険会社との手続きに忙殺される医療現場など・・・。
堤未果さんと言えば、
「貧困大国アメリカ」シリーズが有名ですよね。
↑の中でも医療分野について触れていて、
それだけでも震え上がる内容でしたが、
「沈みゆく大国アメリカ」シリーズでは
オバマケア施行後のさらに悪化した状況が
これでもか~!と書かれていて、
これを読むと日本の国民皆保険制度の
素晴らしさが良く分かります。
いろんな意見があるとは思いますが。
「官から民へ」という流れは
ある程度仕方ないのだと思いますが、
でも「命」に関わる部分だけは
利益を追わざるを得ない民間企業に
まかせてはいけないのではないかな?
と思わされる内容です。
政治に無関心でいてはいけませんね。
以上!
今年読んで良かった本5冊(6冊)でした。
こうして並べてみるとジャンルバラバラですね。
今年は「読書は娯楽!」と割り切り、
ビジネス書や自己啓発書の類は
ほとんど(全く?)読まなかったので、
仕事に関係しそうな本は一冊もランクインせず。
でも純粋に「本を読むこと」そのものを
楽しめた一年だったような気がしています。
ただ、産休に入ってからは
パタッと読まなくなってしまって・・・。
家にいるとゆっくり読書という気分になれなくて。
来年は意識的に本を読む時間を
作っていきたいなと思います。
では、これが今年最後の更新になるかな?と思います。
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どうもありがとうございました!
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最後がお家ブログとは言えないような記事で失礼しました。
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