2008年に長男を出産し、その育休から仕事に復帰してからまもなく11年になります。

その間、(次男三男の産休育休期間を除くと)私はずーっと時短勤務でやってきました。
その時々の家庭の状況や、家から現場までの距離(プロジェクトごとに勤務地が変わる仕事です)に応じて、短縮する時間数(最大2時間)はわりとフレキシブルに変えています。

で、当然ですが時短勤務ということは、その短縮した時間分の給料は削られるわけです。
毎月の給与だけでなく、賞与からもきっちり削られます。

その結果、私の年収はここ10年ほど・・・。

新入社員時代とほぼ同じ( ;∀;)

悲しくなるくらい低収入です。

収入の低さに不満がなかったかというと嘘になりますが、でも、私は「時短だけど、生産性上げてちゃんと結果出してますから!キリッ(`・ω・´)」というタイプのバリキャリワーママではなくて、時短という肩書に甘えまくってマミートラックを低スピードでのろのろ走るお荷物ワーママなので・・・。
まぁ収入が少ないのもやむなしなのかなとずっと甘んじてきました。

でもですね。

昨年の夏、新卒で入った会社の同期4人で久々に飲む機会がありまして。

その会社に今も勤めているのは1人だけで、(私も含めて)それぞれ転職したり海外に渡ったりしており、何となく収入の話になったのですが。

私以外は3人とも、

年収1000万円超プレーヤー

でした。
一部上場企業でアラフォー世代だと別にフツーですかね(3人とも男性です)。海外に渡った同期(シリコンバレーでエンジニアしてます)に至っては桁違いで1000万とかそういうレベルでさえなかった・・・。

それを目の当たりにすると、「アレ?私もスタート地点一緒だったはずなのに、なんでこんな収入の差ついてるの?」ってやっぱり思いますよね。
「私だってもっともらったって良いんじゃないの?」と。

いや、振り返ってみるとですね。

数年前に、転職するしないでモメたことがあったのですが。





このとき転職したかった最も大きな理由が、仕事内容が過負荷だったことでした。

一応案件の責任者としてお客さんとも対面で折衝したり調整したり、プロジェクトメンバーのマネジメントもしたり、本番障害起きれば残業して対応したり、上司からのパワハラ気味の要求に胃をキリキリさせたり。
きちんとこなせていたよ!とは言いがたいですが、でも・・・。

いくら何でも新入社員よりは数倍仕事してたよね。

と思うのです。
でも、この過負荷な仕事にゼエゼエあえいでいた頃も、やっぱり年収は新入社員並みでした。

よく考えたら何かいろいろおかしくない?
と、昨夏以来、フツフツと収入の低さに対する不満と怒りが沸き上がってきて。

折しも、上司と1対1で上期の評価面談を実施する時期だったこともあり、面談の場で。

私の年収どれくらいだか知ってますか?
新入社員レベルっていくら何でもおかしくないですか!?

と切々と訴えたところ。

アッサリと。

じゃあ実態は時短のままでいいから、
フルタイムで勤怠つけて。
そしたらフルタイムと同じ給料になるでしょ。


と言われまして。

お、おぅ・・・。

じゃあそうさせてもらおうじゃねーか。
きょ、今日のところはこのくらいにしてやんよっ。

と振り上げた拳の下ろし先に戸惑った私ですが。

実はこの「時短でも給与はフルタイム扱い」というのはもともと私の上司の方針でもあって、「結果出してるんならそれでいい」ってずっと言われてたのです。
実際、実態は時短勤務で勤怠届上はフルタイムというママ社員は部署内に何人かいます。
私が特別扱いというわけではない。

でも・・・。

ホラ、私、結果出してないからさぁ。
結局そこな。

何となくそれでフルタイム分の給与をもらうのは気がひけていたってのと、「時短」という肩書はときに免罪符にもなるので・・・いざというときに身を守るためにもそのカードを手放したくなかったのです。

でもでも、そうは言っても、やっぱり今もらってる給料じゃあちょっと仕事内容に見合わないよってことで。

苦節(?)10年超。

とうとう「時短の肩書き」というカードを手放すことになりました。

実態は変わらないと言えど、大きな防波堤を失ったような怖さはありますね( ;∀;)
でも金のためじゃ・・・!!
(そもそも時短カードで身が守れてたかっていうとそれも怪しいしな)

ということで、勤務時間は変わらないのですが、フルタイムで勤務しているという体で勤怠をつけ始めたのが10月。

そしたらですね。
月額給与は手取り額で5万円弱ほど増えました。

多い?少ない?
分かりませんけど、私が思ったのは。

会社員ってなんてコスパがいいんだ。

ということ。

こんなご時世ですから、私も(副業とまではいきませんが)ネットで小遣い稼ぎのようなことはしているのですが、勤怠をフルタイム扱いに変えただけで、そういったチマチマ稼いでる小銭をあっちゅーまに超えていった・・・。
ネットの副業で収入5万円上積みするって大変ですからね。

こうやって「組織に属している」ことで時に自分のスキルや実力以上の収入を得られるというのは、やっぱり会社員ならではですよね。そう考えると、結局はその会社の中で給与を増やせるように画策することが、会社員の収入アップとしては一番コスパがいいのかもしれません。
(ここで言うコストは「費用」ではなく、「時間」や「労力」という意味です)
まぁ逆に組織に属していることで、実力が正当に評価されず低収入に甘んじる場合もあると思いますが。

私自身「イマイチ使えない社員」だという自覚があるので、「給与を増やしてもらう」ことに二の足を踏んでいて「いや、私のような若輩者がそんなにもらうわけには・・・」という思いはずっとありましたし、今回も「あれ?ちょっと強く主張しただけでこんな簡単に収入が増えちゃっていいの?」みたいな戸惑いはやっぱり多少あるのですが・・・。

でも、こうして増えた給与を目の当たりにすると。

会社という組織に属している以上、
もらえるもんはもらった方がいいわな。

って思いますよね。

今までの遠慮や謙遜の気持ちは、
結局何の足しにもならなかったな。

とね。

もう「私、時短だから~」という遠慮はかなぐり捨て、会社員であることの恩恵は最大限に使っていこう!と決意を新たにした私なのでありました。

ま、そうは言っても、「会社」以外のところから収入を(ほんのちょっとでも)得られているというのも、それはそれで心の拠り所ではありますので、ネットでの小遣い稼ぎ(趣味の延長のようなものですが)も引き続き続けてまいりたいとは思います。

ということで、2020年は。

会社員としての収入も、ネットで稼ぐお小遣いも、どちらもどん欲に収入アップを図っていきたいと思う所存です(*´▽`*)

以上!ヘタレワーママ、最近の収入事情でありました。

では♪♪♪

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