すさて、ようやく居室のweb内覧会です。
まずは親世帯が使用する1階リビングダイニング。
間取り上はこのとおり、1階の中央に位置しています。

キッチンと合わせてLDKとして約16帖なので、
リビングダイニング部分としては10帖ちょっとくらいなのかな?
リビング、ダイニングと分けるほどでもないコンパクトな空間です。
シンプルな四角い間取りでそんなにこだわりポイントもないのですが、
あえてこだわりを挙げるとすれば、この玄関ホールとの間にある扉になります。

と言っても、家の設備としてのこだわりと言うよりは、
二世帯での暮らし方をどう考えるか?という観念的なこだわりです。
我が家は、夫両親と私たち家族で暮らす二世帯住宅です。
各世帯のスペース分けは、1階だけ見ると。

LDKなどの居室や洗面・トイレが親世帯の専用スペース(水色の部分)
玄関ホールや浴室が両世帯の共用スペース(ピンクの部分)
という感じです。
つまり、1階のリビングダイニングへの入り口の扉は、
両世帯の主な接点となる場所に位置するわけです。

親世帯と私たちがどのくらいの距離感で暮らしていくのか?
というスタンスによって、ここにどういう扉を選ぶかが変わってきます。
極力お互い干渉し合わず、
それぞれの生活音なんかはできるだけ伝わらないように暮らしたいのか。
それとも家にいる間は頻繁に行き来して、
お互いの様子が手に取るように分かるように暮らしたいのか。
大抵の場合は両者の中間だと思いますが、我が家も同様で、
その中でもどちらかと言えば後者寄りのスタンスかなと思います。
私の思い描いていたイメージは・・・。
食事や団欒など基本的な生活は別だし、
用もないのに行き来するっていうほど近くはないけれど、
気を遣うことなくお互いのスペースの行き来はできる距離感。
今どんな風に過ごしているのかな?
というのが、意識しなくても筒抜けにならない程度に程よく伝わる距離感。
特に、子供たちがもう少し大きくなったら、
家に出入りするときの気配を義両親に感じてもらいたいと思っています。
(共働きの私たち夫婦が不在で、祖父母と子供たちだけ在宅という場面が多くなると思うので)
と、ごちゃごちゃ書きましたが、要するにここの扉を通じて、
ある程度お互いの世帯の気配を感じたい!ってことです(抽象的な表現ですが)。
で、そのための扉の条件としては・・・。
・できるだけ開口部が大きく広いこと。
・閉じていても向こう側の様子が伝わる透け感のある扉であること。
という感じでした。
ということで選んだのがこちら。玄関ホール側から見たところ。

2枚建てのスライディングウォールで、半透明アクリル面材のものです。
ハイムのカタログで言うと、
スライディングウォールNタイプというやつですね。
色はダークな床に合わせてDW。

この画像は旧カタログのものですが、新仕様でもたぶん同じものかと!?
2枚建てではありますが、引き違いタイプなので、
2枚分フルオープンできるわけではありません。
当初はフルオープンできるプランだったのですが、
詳細を詰めていく中でそれが叶わなくなりました・・・。
詳しくはこちらの記事参照⇒ここへ来ての残念ポイント1 1階LDKの入り口
約170センチの幅で天井まで、ドーンと半透明の扉がそびえたちます。
扉を閉めていても・・・。

結構扉の向こう側の様子が分かりますよね??
ここが1枚建ての普通のドアだったり、
2枚建てでも透け感のない全面ウッディなドアだったりしたら、
ほとんどドアの向こう側の様子は分からず、
両世帯の間が結構分断されていたんじゃないかなと思います。
リビングダイニング側から見たところ。入居後なので家具がチラッと写ってます。

スライディングウォールという名のとおり、壁一面が扉という感じですね。
玄関ホールの様子がうっすら分かります。
扉を開けると、玄関ホールとのつながりはこんな感じです。

開口部としては扉1枚分でフルオープンにはできませんが、
扉1枚分の幅が90センチ近くあり(普通のドアだと80センチ弱)、
床から天井までオープンになるため、意外と開放感あります。
最近は過ごしやすい季節になってきたので、
ここはこういうオープン状態のときもよくあります。
と、見た目や機能というより、暮らし方を考えて選んだ扉なのですが、
期待していた以上に見た目もすごく気に入っています!!
スライディングウォールは天井から直接吊っているので、
ドア上部に垂れ壁やドアの枠がなくてスッキリしています。

上吊りなので、床にレールや見切りもなくてここもスッキリ!←私的にこれ、超重要です!!
分かりにくい写真でスミマセン。

扉の端に上から下まで溝があり、そこに手をかけて開閉するので、
取っ手はなく、それもまた直線的でスッキリします。

こうやって書いてみると、
私はスッキリした見た目が好きなんだなというのが分かりますね・・・。
あんまりそれを狙って選んだ扉ではありませんでしたが、
思いのほかスッキリしていて、
玄関ホール側からの眺めもなかなか気に入っています。
ちなみに、このスライディングウォールのカタログ表記「Nタイプ」は、
ナチュラル(Natural)のNだと思うんですが、
実際に見ると私の中ではナチュラルではなく和モダンって感じです。
親世帯の手持ちの家具やインテリア小物なんかは、
やっぱり比較的和なテイストのものが多いので、
1階は、検討時には全くキーワードとして考えもしなかった和モダンな雰囲気で、
意外とこのスライディングウォールとマッチしているなぁと思う今日この頃です。
この玄関ホールの格子もこうして見ると和モダンっぽいですね!

・・・と、扉のことだけでこんなに長くなってしまった・・・。
リビングダイニングのweb内覧会じゃなくて、単に扉の紹介でしたね。
えんえんとスライディングウォールの写真ばっかりで失礼しました。
部屋の内部については次回の記事に続きます・・・。
あ、でもそっちはアッサリ終わる予定!
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(2014/6/7追記)
こちらの記事を、『広島住宅総合館』という住宅ポータルサイトの、
「住まいのブログ」コーナーに掲載していただきました☆

すっごく内容の濃い家づくりブログが多数リンクされているコーナーです。
よろしかったらご覧ください♪
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まずは親世帯が使用する1階リビングダイニング。
間取り上はこのとおり、1階の中央に位置しています。

キッチンと合わせてLDKとして約16帖なので、
リビングダイニング部分としては10帖ちょっとくらいなのかな?
リビング、ダイニングと分けるほどでもないコンパクトな空間です。
シンプルな四角い間取りでそんなにこだわりポイントもないのですが、
あえてこだわりを挙げるとすれば、この玄関ホールとの間にある扉になります。

と言っても、家の設備としてのこだわりと言うよりは、
二世帯での暮らし方をどう考えるか?という観念的なこだわりです。
我が家は、夫両親と私たち家族で暮らす二世帯住宅です。
各世帯のスペース分けは、1階だけ見ると。

LDKなどの居室や洗面・トイレが親世帯の専用スペース(水色の部分)
玄関ホールや浴室が両世帯の共用スペース(ピンクの部分)
という感じです。
つまり、1階のリビングダイニングへの入り口の扉は、
両世帯の主な接点となる場所に位置するわけです。

親世帯と私たちがどのくらいの距離感で暮らしていくのか?
というスタンスによって、ここにどういう扉を選ぶかが変わってきます。
極力お互い干渉し合わず、
それぞれの生活音なんかはできるだけ伝わらないように暮らしたいのか。
それとも家にいる間は頻繁に行き来して、
お互いの様子が手に取るように分かるように暮らしたいのか。
大抵の場合は両者の中間だと思いますが、我が家も同様で、
その中でもどちらかと言えば後者寄りのスタンスかなと思います。
私の思い描いていたイメージは・・・。
食事や団欒など基本的な生活は別だし、
用もないのに行き来するっていうほど近くはないけれど、
気を遣うことなくお互いのスペースの行き来はできる距離感。
今どんな風に過ごしているのかな?
というのが、意識しなくても筒抜けにならない程度に程よく伝わる距離感。
特に、子供たちがもう少し大きくなったら、
家に出入りするときの気配を義両親に感じてもらいたいと思っています。
(共働きの私たち夫婦が不在で、祖父母と子供たちだけ在宅という場面が多くなると思うので)
と、ごちゃごちゃ書きましたが、要するにここの扉を通じて、
ある程度お互いの世帯の気配を感じたい!ってことです(抽象的な表現ですが)。
で、そのための扉の条件としては・・・。
・できるだけ開口部が大きく広いこと。
・閉じていても向こう側の様子が伝わる透け感のある扉であること。
という感じでした。
ということで選んだのがこちら。玄関ホール側から見たところ。

2枚建てのスライディングウォールで、半透明アクリル面材のものです。
ハイムのカタログで言うと、
スライディングウォールNタイプというやつですね。
色はダークな床に合わせてDW。

この画像は旧カタログのものですが、新仕様でもたぶん同じものかと!?
2枚建てではありますが、引き違いタイプなので、
2枚分フルオープンできるわけではありません。
当初はフルオープンできるプランだったのですが、
詳細を詰めていく中でそれが叶わなくなりました・・・。
詳しくはこちらの記事参照⇒ここへ来ての残念ポイント1 1階LDKの入り口
約170センチの幅で天井まで、ドーンと半透明の扉がそびえたちます。
扉を閉めていても・・・。

結構扉の向こう側の様子が分かりますよね??
ここが1枚建ての普通のドアだったり、
2枚建てでも透け感のない全面ウッディなドアだったりしたら、
ほとんどドアの向こう側の様子は分からず、
両世帯の間が結構分断されていたんじゃないかなと思います。
リビングダイニング側から見たところ。入居後なので家具がチラッと写ってます。

スライディングウォールという名のとおり、壁一面が扉という感じですね。
玄関ホールの様子がうっすら分かります。
扉を開けると、玄関ホールとのつながりはこんな感じです。

開口部としては扉1枚分でフルオープンにはできませんが、
扉1枚分の幅が90センチ近くあり(普通のドアだと80センチ弱)、
床から天井までオープンになるため、意外と開放感あります。
最近は過ごしやすい季節になってきたので、
ここはこういうオープン状態のときもよくあります。
と、見た目や機能というより、暮らし方を考えて選んだ扉なのですが、
期待していた以上に見た目もすごく気に入っています!!
スライディングウォールは天井から直接吊っているので、
ドア上部に垂れ壁やドアの枠がなくてスッキリしています。

上吊りなので、床にレールや見切りもなくてここもスッキリ!←私的にこれ、超重要です!!
分かりにくい写真でスミマセン。

扉の端に上から下まで溝があり、そこに手をかけて開閉するので、
取っ手はなく、それもまた直線的でスッキリします。

こうやって書いてみると、
私はスッキリした見た目が好きなんだなというのが分かりますね・・・。
あんまりそれを狙って選んだ扉ではありませんでしたが、
思いのほかスッキリしていて、
玄関ホール側からの眺めもなかなか気に入っています。
ちなみに、このスライディングウォールのカタログ表記「Nタイプ」は、
ナチュラル(Natural)のNだと思うんですが、
実際に見ると私の中ではナチュラルではなく和モダンって感じです。
親世帯の手持ちの家具やインテリア小物なんかは、
やっぱり比較的和なテイストのものが多いので、
1階は、検討時には全くキーワードとして考えもしなかった和モダンな雰囲気で、
意外とこのスライディングウォールとマッチしているなぁと思う今日この頃です。
この玄関ホールの格子もこうして見ると和モダンっぽいですね!

・・・と、扉のことだけでこんなに長くなってしまった・・・。
リビングダイニングのweb内覧会じゃなくて、単に扉の紹介でしたね。
えんえんとスライディングウォールの写真ばっかりで失礼しました。
部屋の内部については次回の記事に続きます・・・。
あ、でもそっちはアッサリ終わる予定!
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(2014/6/7追記)
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コメント
コメント一覧 (7)
実は、最近ですが、近所の出来たハイムの展示場が、玄関ホールとリビングの間にスライディングウォールを採用してました。その展示場は、3世帯を想定して造られたそうです。
ハイム九州がお世話になってる有名な建築家に意見を貰ったそうです!!
ですので、やっこさんがここにスライディングウォールを採用したのは理に適って折られると思いますよ~(笑)
また、このデザインが空間とマッチングしていいですね!!
私個人的ですが、スライディングウォールが全開できるよりも、片側だけ開いてる方が好みかもしれません。程よい開放感だと思います(笑)
スライディングウォールの拘りをここまで語れるのは、それだけ真剣に検討して拘ってきた証ですよ!(笑) 今後も楽しみにしております。
なるほど~。多世帯で住む場合はスライディングウォールがテッパンなんですかね!?さるさんのおっしゃってる展示場、内装写真が見られたらな~と思って検索してみたんですが、分かりませんでした・・・(^_^;)
開けた時の開口部は片側だけでも思ったより広くて、もし全開できていたらスカスカ感があった気もするので、私も結果としてこれで良かったかも??と思ってました~。そう言っていただけると安心します!
個人的なこだわりをえんえん語る記事にいつもお付き合いありがとうございます(*^_^*)さるさんの記事も楽しみにしてます♪
最近八女展示場の内装写真がアップされたようです!
セキスイハイム九州㈱の八女展示場のリンク先貼っておきますね!
http://www.heim-k.com/blog/tenji_blog/303_yame/
参考になさってください!
早速拝見しました~。やっぱり新しい展示場は見てるだけで夢が広がりますね~☆(今さら取り入れられないですが・・・)
スライディングウォール、こんな感じなんですね。グリーンを置くと扉の向こう側からでも透けてキレイですね~。参考になりました!ありがとうございます~☆
こんにちは。突然のご連絡で失礼いたします。
私は住宅総合館というサイトを運営しているインターロジックの丸山と申します。
当社は中小企業の方々のネット戦略をあらゆる角度でサポートしている会社です。
この度、やっこ様が書かれた「web内覧会★1階リビングダイニングと二世帯の距離感 」という記事を
ブログリレーションというWeb上のサービスでご紹介させていただきたく、
コンタクトさせていただきました。
このサイトに集まる方々は、これから家を建てたいとお考えの若い世代の方が中心で、
ブロガーさんの記事から家づくりのヒントを得て、夢の実現の一歩を踏み出していただきたいと考えております。
広島住宅総合館 ⇒ http://www.hiroshima-house.com/
家づくりに関心をお持ちの皆さまが集まる、当サイトでぜひご紹介させてください。
詳細については改めてご案内させていただきますので、
ご興味を持っていただけましたら、お手数ですが次の連絡先までご連絡ください。
E-Mail: info@blog-relation.com
ご連絡をお待ちしております。
ブロリレ事務局 丸山
運営会社 株式会社インターロジック
http://www.interlogic.jp/
なるほど1月10日の記事がこれでわかりやすく読めました。
これはこれで、結果オーライじゃないでしょうか。
SWNを引き込み式にするプランも良いでしょうが私はこのタイプが好きですね。
ホールとLDKは、完全フルオープンよりも、戸が残る感じが程よさ加減でいいと思います。
しかも、25天井用SWでしょ、開放感が半端ないですよね。
うらやまです。
そういえば、うちはSWPとSWF(新旧取り入れています。)合計7枚入れてました。
普通はここまで多くないと思います。
スリット柱と、SWNのベストマッチングの玄関、キマッテマスネ。
結果オーライと言っていただけると、なんだか安心します(*^_^*)
いやいや、天井高は240センチですよ~(汗)25天井なんてとても手が出ません・・・。でも24天井でも、やっぱり床から天井までドーンと開くのは開放感かなりありますよね~。
かつ~んさんのお宅はスライディングウォール多用されてるんですね!うちも気付けば計6枚も入ってました(^_^;)普通のドアよりかなり金額かさみますけど、比べものにならないくらい開口部が大きいですもんね。