さて、洗面室のweb内覧会、
続いては洗面台のウツクシーズの詳細仕様についてです。

キッチンと同じリアロウォールナットの扉柄であること。
が洗面台の最優先条件だったため、
メーカーは必然的にパナソニックとなったわけですが、
ラインナップの中からウツクシーズを選んだ理由は、価格&壁付け水栓でした。

パナソニックの洗面台の主要ラインナップは、グレードの高いものから、
・ラシス
・ウツクシーズ
・シーライン

の3種類あります。

ラシスはもはや造作洗面台に近い自由設計&超贅沢仕様。

  

カタログ写真もホレボレするものばかりですが、
その分お値段もね・・・。我が家では手が出るわけもなく検討対象外。

そして、シーラインはリーズナブルなライン。

 

ハイムの標準仕様としても選べます(カタログでいうところのPCL洗面ですね)。
つまり工場設置ができるということなので、
多分シーラインであれば金額的に結構抑えられたんじゃないかと思います。
あ、でも選べる扉柄は制限があるのかも?

が、扉柄以外では洗面台への唯一のこだわりと言ってもいい
壁付け水栓がシーラインでは選べなかったため、
消去法で我が家の洗面台はウツクシーズとなりました。

 

壁付け水栓については下で暑苦しく語る予定です。

そんな我が家のウツクシーズ。使い回し画像です。

   2階洗面所3

前の記事でも書きましたが、幅は90センチとコンパクト。
もう少し幅が広かったらゆとりがあっただろうなぁと思いますが、
スペース的に90センチが限界でした。
2人並んで立てないこともないですが、かなりキツキツですね。
でも我が家は男の子2人なので年頃になっても鏡の前を占領することはないだろうし、
まぁそんなに混み合うこともないだろうと楽観視しております。

そして扉柄はキッチンと同じリアロウォールナット

 ウツクシーズ詳細1

キッチンの扉柄もそうだったんですが、
洗面台の扉柄にリアロウォールナットを選んでいる方って、
検索してもほとんど見かけなかった気がします。

こういうリアルな木目のダークな感じ、
清潔なイメージの洗面台にも不人気なんでしょうか・・・。
「ウツクシーズ リアロウォールナット ブログ」でGoogle検索すると、
このブログがトップに来るくらいです・・・。
うーん。私の好みってひょっとしてセンス悪いマイノリティ??


取っ手の形状は大して選択肢もなくて、
アルミライン取っ手[LCA]
というキッチンの収納の取っ手と同じタイプです。
キッチンの記事のときに取っ手について未練がましいことを書きましたが、
結果としてキッチンと洗面台の取っ手が揃ったので、
統一感を持たせるという観点では良かったのかも?
と、この記事を書きながら思いました。

それから収納について。

上部には天袋

 ウツクシーズ詳細2

出し入れしにくい高い場所なのでなくていいかなぁと思ったものの、
鏡の上の空間がもったいない気もして一応設置した天袋ですが、
意外と便利に活用しています。
ここは、普段使わない非常用トイレとか、
子供に触られたくない劇薬系の洗剤などを収納しています。

洗面台下のキャビネットは、引出しタイプ

 ウツクシーズ詳細3

商品名は「引出しタイプ」ですが、
両開きの開き戸+小さな引き出し2段という構成です。

洗面台横幅いっぱいが引出しのタイプの方が奥まで使えますが、
ここはランドリー用品を収納する計画で、
ピンチハンガーなどの背の高いものも収納したかったので、
あえて開き戸収納があるタイプを選びました。

そして三面鏡裏の収納。

 ウツクシーズ詳細4

ごくごく一般的な三面鏡裏が全て収納になっているタイプですが、
ここは想像していたよりも収納力がないですね・・・。
内部の仕切り壁や棚板の形状がやけにかさ張る感じで、
収納として利用できる空間はかなり少ないです。

 ウツクシーズ詳細5

他のメーカー検討していないので分からないですが、
鏡裏収納ってこんなものなんですかね?


でも、内部にコンセントがあるのはやっぱり便利!

ウツクシーズ詳細6

最近の三面鏡収納には内部コンセントが一般的だと思いますが
旧居では三面鏡裏にコンセントがなくて、
電動歯ブラシの充電スタンドが出しっ放しになっていました。
これ、ホコリはたまるし、カウンター上の掃除するときも邪魔だし、
何より見た目のスッキリ感がなくて、日々のプチストレスでした。

今は収納内にコンセントがあるおかげで、
洗面まわりの細々したものは全て鏡裏に収納でき、
カウンター上にはハンドソープ以外は何もなしをキープしています。
掃除がしやすいし見た目もスッキリして大満足!
コンセントひとつあるだけでほんと家事ラクになりますよね。

ちなみに三面鏡自体は、LED主照明3面鏡というタイプです。

鏡上の照明がLEDなので、細くてスッキリしているところが良いです。

 ウツクシーズ詳細7

蛍光灯の照明だと結構幅広で存在感出ちゃうので・・・。


くもりシャットという鏡がくもりにくい仕様らしいですが、
浴室に隣接していないのでそもそもくもるようなシチュエーションがなく、
その効果は未知数です。

次に、シンク周りについて。

 ウツクシーズ詳細8

・・・狭いでしょ?

サイズ感はこんな感じです。

 ウツクシーズ詳細9

シンクの右側の少し低くなっている10センチほどのスペースは、
ウエットエリアといって、少し濡れているものなんかを置いてね。
っていうコンセプトだそうです。濡れたコップや濡れタオルなどね。

このウェットエリア含めても、シンクの左右のスペースは、
何か作業するときにモノをチョイ置きできるギリギリサイズです。
上履きを洗うときの洗剤とか、手洗いして絞った洗濯物とかね。

なので、上でも書きましたが、
普段はシンク周りにモノを置いておかない!
というのが我が家のルールです。
出しっぱなしが許されているのはハンドソープのみで、
歯ブラシやうがい用のコップも三面鏡裏が定位置となっています。

そして、どうしても採用したかった壁付け水栓

 ウツクシーズ詳細10

我が家の水栓は、シャワーヘッド引出しありタイプというものです。
タッチレス水栓はお値段の関係と、教育的観点により採用に至らず。

この壁付けタイプの水栓は、どこのメーカーにもあると思いますし、
特に目新しいモノでもないと思うんですが・・・。

でも・・・。

これ考えた人、すごいですよね!!
超画期的だと思います!

↓ここからしばらく壁付け水栓への絶賛が続くので、興味ない方はスルーを・・・。

水栓の根元付近ってどうしてもビショビショになっちゃうし、
その結果として水アカもたまりやすいですが、
壁付け水栓は、そもそも水栓が水平方向に設置されていて、
ビショビショになりやすい箇所というのが存在しません。

 ウツクシーズ詳細11

ビショビショのストレスから解放されるうえに、
壁付け水栓なら水栓の根元もまるごとシンクの中にあるので、
水栓周りを掃除するときもジャブジャブ水栓に水をかけて洗えるわけです。

な、なんて考え抜かれた仕様なんでしょう・・・。

この壁付け水栓の存在を知った後では、
とても普通の水栓を採用する気になれませんね!私ズボラなのでね!
検討当初、営業さんが、造作洗面台という選択肢もありますよ的な、
こだわり派(私は違いますが)の心をくすぐるようなことを言った気がしますが、
検討前から壁付け水栓だけは外せなかった私としては、
壁付け水栓ならやっぱりメーカーのシステム洗面台じゃないと!
ってことでその提案はスルーしました。
あ、単体の水栓で壁付けのタイプもあると思いますが、
私的にはあくまでシンクと水栓が一体となっていることが重要なのでね。

で、実際の使い心地。

めちゃくちゃいいです!!

掃除のしやすさはもちろん言わずもがななんですが、
水栓が少し高めの位置にあることで、
水栓の下の部分のスペースが広くて洗濯物手洗いなどの作業がとてもしやすい。
今測ってみたら水栓からシンクまで35センチありました。

 ウツクシーズ詳細12

あと、私も夫も朝は頭からシャワー浴びて寝ぐせを直すのですが、
水栓の下に余裕で頭が入り、かつシンクの広さや深さも余裕なので、
これがもう!すっごくやりやすいんですよ!
入居して一番最初に感動したのがこの点です。
こういう寝ぐせ直しを壁付けじゃない普通の水栓でやったら、
半端なく周囲がビショビショですからね。
旧居ではそれがイヤで、浴室で寝ぐせ直ししてました。

あぁ、私の表現力がないばかりに、素晴らしさを伝えきれなくて歯がゆいです・・・。

ということで、ついつい壁付け水栓について大絶賛してしまったついでに、
シンク周りについてもうひとつ語りたいと思います。

パナソニックの洗面台は、カウンターとシンク部分が陶器ではなく、
有機ガラス系新素材という汚れが付きにくい(と謳われている)素材です。
同じようなアングルの写真ばっかりでスミマセン。

 ウツクシーズ詳細13

見た目は、陶器のシンクと比べると重厚感には欠ける感じかなぁ。
私はあんまり気になりませんが、
プラスチックに似た質感なので、安っぽいと感じる方もいるみたいですね。

こういった一般的じゃない素材は結構賛否両論ありますよね。
実績のある素材と比べて経年変化がどうなるか怪しいからちょっとね・・・。
と言ったネガティブな意見も結構ネット上では見られました。
まぁ実際そこは不安要素ではありましたし、
私自身も、「汚れが付きにくい」って言ったって、
何となくそんな気がするようなしないような・・・くらいのレベルなんじゃないの?
と懐疑的でした。

でもね、住んでみて実感しました。

確実に陶器より汚れが付きにくいです!!

ちょっとコキタナイ話なんですけど、
子供の顔をシンクで洗ってあげるついでに手で鼻をかんであげて、
そのまま手に付いた鼻水を水で流したりするでしょ?しない?
旧居の陶器のシンクではそういう粘性の高いものはペトッとシンクに張り付いて、
水を勢いよくかけても流れていかなかったんですよね。
でも、この素材は水をかけるとスルッと流れていくんです。
最初はちょっとビックリしました。

そして、日々の汚れの蓄積も明らかに違う気がします。
シンクの角の部分って気が付くと薄汚れていたりしますが。
こういうところですね。

 ウツクシーズ詳細14

その汚れが気になることがあまりないんですよね。
日々の汚れが付着せず水で流れていっているからなのかな?と思ってます。
これはシンクの素材だけでなく、傾斜などの形状も関係あるかもしれないですが。

いやはや、設備や素材って進化していくんだな・・・。
と実感したこのシンクでした。

余談ですが・・・。
家づくりにおいて何冊か本を読みましたが、その中で、
「新建材は使ってはならん!昔ながらの素材が一番!!」
という論調が少なからずありました。
もちろん無垢の床や漆喰の壁などは素敵だと思いますし、
あくまで好みとしてそういった建材を選択することはいいと思いますが、
「新建材はNGで自然素材こそ素晴らしい」という考え方は、
私はちょっと賛同しかねるなぁと思っています。
有機ガラス系新素材なんて、新建材の最たるものですもんね。

もちろん新建材にも当たり外れあるでしょうし、
実績が少ない分、後から問題になっちゃうような素材もあると思います。
でも、生活を便利にしていくために、
多くの試行錯誤を経て生まれたのが新建材なわけです。
新建材による便利さを享受したいというのはもちろんありますが、
それ以上にそういうものを採用していくことが、
今後の技術の進歩につながっていくとも思うので、
新しい素材は積極的に採用していきたいと思う私でした。

・・・と話題が逸れたところで熱くなってしまいましたが、
言いたかったのは、ウツクシーズを選んで、
すっごく家事が楽になりました!ということです。

個々のパーツはそんなに高いグレードのものでなく、
ごく標準的な仕様の洗面台ですが、
収納内のコンセント&壁付け水栓によって
今までの家事ストレスが解消された上に、
汚れにくいシンクという期待していなかったオマケもついてきました。

パナソニック特有の仕様ではないものも多いですが、
それでも総合的に見て、私としてはこのウツクシーズが、
採用して良かった設備ランキングのBest3に入るくらい、
良い選択だったと思っています。

てなわけで、語りたいことがありすぎて長文になってしまったので、
次の記事でランドリー収納のキュビオスについてサラッと紹介し、
洗面室のweb内覧会を終わりたいと思います。
こんなに狭い洗面室なのに、意外と長丁場になってしまいました。

あ、でも今週末は楽天スーパーセールなので、
お買い物記録とどっちが先になるでしょうか・・・。


 

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参考になる記事がたくさんあります!!