我が家の小2次男。

壊滅的に読解力がない。

と不安に感じる場面が多いと書きました。



国語の読解問題や算数の文章題が苦手とか、そもそも問題文を読まずに印象で解いているっぽいとか、それはまぁ典型的な「読解力がない子」という感じでして。
まだ低学年なのでそれなりに何とかなっていますが、学年が進むにつれてこの読解力のなさがジワジワ効いてくるのではないか・・・と親としては若干心配になるところなのです。
先回りして心配してもしょうがないですが、この本の内容は決して他人事ではない・・・。

 

読解力対策として良く言われるのは、やっぱり、

本をたくさん読む。

ということだと思うのですが、次男の場合は、わりと本を読んでいる方だと思います。
家にいると本を広げている時間も多いし、兄の本なんかも手に取って読んでいたりもします。

・・・が。

ビックリするほど読むのが速い(;'∀')

おそらく本を読んでいるというより「見ている」という感じに近く、字面をなでているだけではないかと思うのです。
なので、この状態で読む量を積み上げていったところであまり意味がないですよね。

もっと読書以前の読解力対策を・・・ということで、ちょっと調べて始めたのが次の2つです。

 親による本の読み聞かせ

 とにかく簡単な読解力ドリル

え?めっちゃ普通?

そう、めちゃ普通のことですが、結局、即効性のある対策なんてないよなぁということで、この2つに愚直に取り組んでいくことにしました。

読み聞かせをしてハタと気付く


まずは読み聞かせですが、「寝る前に一冊選んで読み聞かせをする」というのを習慣化しようと今は試みています。
これまためちゃ普通のことでスミマセン。

でもね・・・。

私、実はこれまでの育児の中で、既にかなり読み聞かせに力を入れてきたのです。

現在小5の長男が赤ちゃんの頃から寝る前に絵本を読むというのはやっていて、寝室で一緒に寝ている間はずーっと長男・次男それぞれが選んだ2冊の絵本(計4冊)を読んであげてから部屋を暗くするというのが習慣でした。
大きくなってくると選ぶ絵本も長めのものになってきて、グッタリ疲れた夜にそれを4冊とかどんな苦行だよと思う日も正直ありました。

で、子供部屋に2段ベッドを購入して、徐々に子供部屋での1人寝にシフトしていったのが、長男が小2~小3にかけての頃だったでしょうか。



このくらいの時期から、寝る前の読み聞かせもだんだんフェードアウトしていきました。
つまり、長男に関して言えば、小3くらいまで読み聞かせが続いたということになります。

一方の次男。

3歳差の長男と歩調を合わせる形で子供部屋での1人寝に移行していったので、年長くらいの頃には一緒に寝ることがほとんどなくなりました。

それはつまり。

読み聞かせが小学校入学前で終わっていた。

ということになりますね。

つまりつまり。

長男次男で読み聞かせの蓄積量の差は3年分
かなりの差になるんだなということに気付いて愕然とした私。
しかも、小学生ともなると選ぶ絵本も文字数が多くて長い話のものになってくるので、その時期の読み聞かせが長男にはあり次男にはなかったということは、冊数や期間では単純計算できないくらい蓄積量の差は大きなものではないかと思われるのです。

冒頭にも挙げた記事で、長男と次男に学力差があると書きました。
それは本人たちの特性による部分ももちろんあるのでしょうが、この読み聞かせ蓄積量の差が全く関係ないとは言い切れないのではないでしょうか・・・。

いや~・・・。

やっぱり2人目育児って何かと適当になるよね。

と猛省した私。

1人目の子では一生懸命やってあげたことも、2人目ともなると手を抜きがちになりますし(それが良い場合もありますが)、何かと上の子のペースに合わせてしまうことで、その子の成長の最適なタイミングで必要なことを逸してしまうこともある・・・。

思い返せば、次男に関してはいろいろ手を抜きすぎていたのではないかと反省することしきりです。
いろいろゴメンよ( ;∀;)

ということでですね、読み聞かせの再開ももちろんなんですが、もうちょっと次男自身に向き合って、次男の成長のペースに合わせてあげないとなと気付かされるきっかけともなりました。

遅ればせながらの読み聞かせ再開で、ブランクを埋めていければと思っています。
そして三男で同じ轍を踏まないように気を付けないと・・・。←すげー踏みそう。

読解力ドリルで知る国語の意味


そして、読み聞かせと合わせて始めたのが、読解力ドリル

もともと家庭学習としては、小学館のまなびwithを受講しているのですが。

 

まなびwithは結構難しめなので、もっと簡単なレベルから取り組めるもの。当たり前みたいな読解から始めて、「文章を読むってこういうことか」と自然と学べるようなものがいいかなぁ。

ということで、本屋に行って小学生参考書コーナーを見たのですが、基礎的な読解力ドリルってビックリするくらいいっぱい出てるんですね。
それだけ読解力に難のあるお子さんが多いということでしょうか・・・。ちょっと安心(;'∀') ←そうじゃない。

一通りパラパラと眺めてみて選んだのはコチラ。

 
小学2年の文章読解新版 (学研版毎日のドリル) [ 学研教育出版 ]

大体どの読解力ドリルも問題の難易度や構成は似たり寄ったりで大差ないかなと思ったのですが、これを選んだ決め手は、
 二色刷り(カラーではない)
 イラスト少なめ
というところ。
カラー刷りでイラスト多めのドリルは、情報量が多すぎて逆に集中しにくそうだなと思ったのです。シンプルイズベストであります。

でね、このドリルの一番最初の問題がコチラなのですが。

 201911_読解力ドリル

文章を読んで答える問題。
悪筆の回答記入済でスミマセン。



(文)きつねの 子が 小さな かなづちを ひろいました。

(問題)だれが、かなづちを ひろいましたか。


めちゃくちゃ簡単ですね!さすがに我が家の次男も即答しました。

でも、この問題を見て私はハッとしたよね。

国語ってこういうことを勉強するための科目だったのか。

とね。

私、子供の頃の国語の勉強(特に文章読解)って、「どうしてこんなに分かりきったことを問われて答えなきゃならんのか」と思っていました。「読めば書いてあるじゃん」と。
「勉強できる子」あるあるではないかと思います。
でも・・・。その「読めば分かること」を読み取るには訓練が必要な子もいて、その読み取る力を身に付けることが国語の目的(のひとつ)だったんですね。
いや、教育学的には違うのかもしれませんが、そう考えるといろいろ腑に落ちる。

こうやって言葉にすれば「そりゃ当たり前でしょ」って感じですが、小学校で学んでいることは生きていくための大事なスキルなんだなぁと改めて思った私。
30年越しくらいに(いや、もっとか)国語の勉強の意味を知ったという意味では、これも有益な気付きだったような気がしています。

とちょっと話がズレましたが、こういった感じで、すごーく短い文章と簡単な読解から始まって、少しずつ文章も問題も難しくなっていくという構成のこのドリル。始めて数週間、今のところ次男はつまづくことなく順調に進めていっています。
「このくらいであれば読解できるのね」とレベル感が分かったことも良かったですし、何より「解ける問題もある」と次男が肯定的に捉えられていることが親子それぞれにとって嬉しい成果でもありました。
いけないと分かりつつも否定的な言葉をかけてしまいがちだったので・・・。

そして、始まりは次男の読解力対策だったのですが、私にとっても気付かされることが多くて、子育てって奥深いのぅとつくづく思いました。
読解力習得に近道はなし!ということで、親子で向き合いつつ、少しずつ歩みを進めていければいいなと思う今日この頃であります。

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